マナーを覚えておかないと迷惑になることも!トレランの注意点を押さえておこう

トレイルランニングとは、登山道や山道など、舗装されていない道路でのランニングを楽しむアウトドアスポーツです。トレイルランを楽しむ人は、登山者や他のトレイルランナーなど、周囲に配慮して走る必要があります。では、トレイルランにはどのようなマナーがあるのでしょうか。今回は、多くの人が楽しめるようにトレイルランで守るべきマナーや注意点を紹介していきます。

記事の目次

  • 迷惑になる?気をつけたいトレイルランのNG行為!
  • 覚えておこう!最低限のトレイルランマナー6つ
  • まずはリスクを知ることが大切!
  • 必要な道具を揃えよう!
  • 天候をよく確認しよう!
  • もしも!のために山岳保険にも加入しよう
  • マナーを守って気持ち良くトレイルランをしよう!

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迷惑になる?気をつけたいトレイルランのNG行為!

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トレイルランをするときは、ロードを走る時と違ってマナーを守る必要があります。またそれと同時に自分や周囲の安全に留意しなければなりません。ここからは、トレイルランで迷惑になる可能性があるNG行為を紹介します。一つでも当てはまっている人は、今すぐ正しましょう。

猛スピードで走る

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トレイルランは山を走る陸上競技の中長距離種目です。もちろんレースではタイムや順位を競うので全力で走りますが、レース以外で全力で走るのは大変危険です。一般的にトレイルランをする場所は登山道です。

 

一般的な登山道は、最低限しか整備されていないことがほとんどです。猛スピードで走ってしまうと転んだときのダメージが大きくなります。また、斜面で点灯すれば滑落する恐れもあるでしょう。登りの場合はスピードが抑えられますが、下りの場合は自分でも制御できないほどのスピードが出ることもあります。

 

山道は一般的な舗装されている道と違い命に直結する怪我をするリスクを知り、安全に留意して走らなければなりません。

登山道以外を走る

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トレイルランで走る登山道は、安全以外にも山の自然を保全する役割もあります。そのため、トレイルランをするときは登山道を走らなければなりません。登山道以外を走ってしまうと山の自然が壊されてしまう可能性があります。そこにしかない希少な植物が自生している場合もあり、そこを走ると生態系が壊れる可能性も否定できません。

 

つまり、マナーが悪く登山道以外を走るトレイルランナーが多くなれば、山自体が壊れてしまうこともあるのです。もし山道が壊れてしまうことで、登山道に影響があり危険な道の状態になれば、入山自体できなることもあり得るでしょう。

登山客の邪魔になる

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登山の人気コースではハイカー(登山客)が多いです。登山道はトレイルランナーだけのものではなく、みんなのものです。基本的に登山道はそこまで広くありません。そのため、すれ違うときは走らず、歩く必要があります。

 

また、ハイカーにとって後ろから走ってくるトレイルランナーはとても怖い存在です。狭い道をスピードを出しているランナーにいきなり追い越されれば、非常に危ない思いをするでしょう。トレイルランをするときは、登山客に配慮して走る必要があります。

覚えておこう!最低限のトレイルランマナー6つ

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トレイルランは走り方によっては周囲の迷惑になる可能性があります。登山者や他のトレイルランナーが気持ち良く山を楽しめるように、山のルールを押さえておきましょう。ここからは走る前に押さえておきたいトレイルランのマナーを紹介していきます。

人がいるところでスピードを出し過ぎない!

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トレイルランで一番避けなければならないことは、人と人との接触です。舗装された道と違い、山道の場合はスピードを出していると上手く制御できない場合があります。また、先程の説明の通り、登山道は狭いのでスピードを出していると接触する可能性が高まります。

 

人がいるときにスピードを出すと、相手だけでなく自分も危険に晒されます。

集団で走るのはNG!

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横に広がって集団で走るのは、狭い登山道では迷惑になりやすいです。実際に集団のトレイルランナーが狭い道を走り、登山客を追い越そうとすれば大変危険です。

 

特に1人1人がマナーを守れていなければ、トレイルランのイメージ自体も悪くなりかねません。周囲の迷惑にならないようにするためにも、少人数で走る、すれ違いは1列になることを心がけましょう。

登りが優先!

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トレイルランをするときは、基本的に登山と同じルールが適用されることが多いです。登山では登りの人と下りの人がすれ違うときは、「登りの人が優先」です。トレイルランで登りのときに、下りの人とすれ違うときも登りが優先ですが、走りながらすれ違ってはいけません。すれ違うときは安全のために歩く必要があります。反対にトレイルランで下っているときは、止まって登りの人を待つ必要があります。道を譲る時は、接触からの滑落などを防ぐため、必ず山側で待つようにします。

落石に要注意!

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登山道によっては岩肌が露出していることもあり、小さい石が多いエリアも存在します。このような場所では落石に注意しなければなりません。もちろん自分に石がぶつかるのは大変危険ですが、トレイルランをしていると加害者になる可能性が高いので注意が必要です。登山道が上り優先なのは、落石の可能性があるためでもあります。小さい石でも急な斜面を転がり落ちれば、弾丸のようになってしまうので大変危険です。石が多い場所では無理して走るのは控えて歩きましょう。

音楽は聞かない!

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ランニングをするときに音楽を聞くのは、現代では当たり前になっていますがトレイルランのときはご法度です。山ではすれ違うときや追い越すときに「こんにちは」と挨拶をするのがマナーです。そのときにイヤホンをして音楽を聞いていれば、相手の挨拶は聞こえません。

 

また、山では危険生物や動物との出会い、落石など街中のランとは違う危険がたくさんあります。危険を回避するためにも、音楽に集中しすぎず、さまざまな音を聞けるようにしておく方が良いでしょう。

山・道を大切にする!

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トレイルランをするのであれば、山を大切にする意識を持ちましょう。先程の説明の通り、登山道のみを走るようにして、現地の植物をむやみに踏むのは避けるようにしてください。たとえ綺麗な花が咲いていたとしても、生態系に悪影響をおぼよすおそれがあるので、摘み取るのはNGです。

 

また、補給したジェルなどのゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。トレイルランナーに限らず、登山客でもマナーが悪い人はいます。自分が捨てないようにするだけでなく、もし山にゴミが捨てられているのを見たら拾うようにする意識があると良いですね。

まずはリスクを知ることが大切!

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トレイルランは自然を相手にするスポーツなので、山道を走るリスクを把握する必要があります。例えば、山には大きな休憩所などでしか自販機は設置されていません。つまり、山の中腹まで来て飲み水がなくなると、補給することができないのです。

 

他にも山の天気は変わりやすく、雨が降ったっときにレインウェアがなければ低体温症になることや、山道での転倒での怪我など、想像以上に危険が多いもの。適切な知識を得て対策する必要があります。必要なものを用意することで、リスクは最大限防げます。では、どのような準備が必要なのか見ていきましょう。

必要な道具を揃えよう!

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まずはトレイルランニングに必要な道具を揃えましょう。最低限、始めるのであればこれだけは揃えて欲しいというものを紹介していきます。

トレイルランニング用シューズ

普段、ロードでランニングをしている人であれば、ランニングシューズを履いていることが多いですが、トレイルランをするときはトレイルランニングシューズを用意してください。通常のランニングシューズでは、山道だと滑りやすく危険です。

ITEM
On  CLOUDVENTURE PEAK (メンズ)
・重量 : 260 g I 9.2 oz (US M 8.5)

ITEM
On  CLOUDVENTURE PEAK (レディース)
・重量 : 210 g 7.4 oz (US W 7)

 

レインウエア

レインウエアは、急な雨や風から体を守るのに大変重要なものです。山では低体温症に気を付ける必要があり、性能のいいレインウエアはまさにお守りです。休憩時に肌寒い時に羽織に使ったり、雨が降ってきた時以外でも使えます。必ず持っていくようにしましょう。

ITEM
ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット(メンズ)
・メイン素材:ナイロン
・ゴアテックスマイクログリットバッカーを採用した軽量な防水レインジャケット
・ブラック
ITEM
ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット(レディース)
・メイン素材:ナイロン
・ゴアテックスマイクログリットバッカーを採用した軽量な防水レインジャケット
・ピンク

ファーストエイドセット

山の中では、下界とは違い怪我や急病でもすぐに救助にきてくれるとは限りません。また木の根や突き出た岩など、怪我をしやすい路面が多いのも事実です。いつどんな時でも手当てができるよう、ファーストエイドセットはザックの中に忍ばせておきましょう。

ITEM
ドイター ファーストエイドキット
サイズ:11cm x 18cm x 5cm (高さ×幅×奥行)
素材:ドイターリップストップナイロン
重量:100g

ヘッドランプ

山の中はあっという間に暗くなります。晴れていても、夏では17時、冬だと14時くらいには日が傾き「なんだか暗いなあ」と感じると思います。外灯はもちろん、ありません。日が暮れる時間に降りてくるコースを取らないのが基本ですが、万が一日が暮れるまでに下山できなかったことを考え、ヘッドランプは必ず持っていくようにしましょう。

ITEM
Ledlenser MH5
・光量:400ルーメン
・本体質量:約92g(電池含)

水や食糧は忘れずに!

山の中では自販機やコンビニはないので、よほどメジャーな山、メジャーなコースでない限り、水や食糧の補充はできません。必要な分は必ず持っていきましょう。山の中を走るスポーツなので、思っているよりも多く水や食糧を消費します。水を多く持つと重くなりますが、自身の体重と走行時間に応じた水分の量を持参しましょう。

 

一般的に必要な水の量は「体重(kg)×行動時間(時間)×5(係数)」で計算されます。体重60kgの人が3時間走る場合は900mlの水が必要です。ただし、夏の時期など気温や湿度が高いと発汗量が多くなるため、状況に応じて調整しましょう。マラソンと同様に2時間以上山を走る場合は、補給食を用意するのが無難です。

天候をよく確認しよう!

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山の天気は変わりやすいですが、少なくともトレイルランをするときは当日の天気を良く確認しておきましょう。雨が降ると体温が奪われやすくなるだけでなく、地面は滑りやすくなるので危険です。危険なときに無理して走る必要はないので、危険を回避するためにも天候はよく確認しておくことが大切です。天気が悪くなることがわかっているのであれば、行かない勇気も必要です。

天気とくらす公式サイト

もしも!のために山岳保険にも加入しよう

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トレイルランはロードランニングと比較すると、危険が多く怪我するリスクがあるだけでなく、遭難することも考えられます。山岳保険とは、名前の通り「山に関するトラブルに適用される保険」です。遭難した時に、捜索のために救助ヘリを飛ばした場合だと「1分間に1万円」かかるといわれています。

 

怪我をしたとき以外にも、適用されるものがあるため、トレイルランを頻繁に行う場合は山岳保険に加入するのがおすすめです。

マナーを守って気持ち良くトレイルランをしよう!

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トレイルランは、自然の中を走る抜ける爽快感がたまらないスポーツ。近年は特にブームになっていますが、一部のマナーが悪いトレイルランナーのせいで、登山者から迷惑と思われることもあるようです。そのため、トレイルランと登山のマナーをしっかり守ることが大切です。1人1人がマナーを守ることで、誰もが気持ち良く山で過ごせるようになるでしょう。これからトレイルランに取り組もうという方は、まずトレイルランのマナーや注意点を押さえるようにしましょう。

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