アイキャッチ画像撮影:記助
「アディゼロ ジャパン」シリーズはアディダスの定番レーシングシューズ!
adidas(アディダス)のシューズの中でも、ADIZERO JAPAN(アディゼロ ジャパン)シリーズは特に人気があります。ここからは、アディゼロ ジャパンがどのようなモデルなのかについて紹介します。
世界記録を更新したことがある人気のマラソンシューズ
![アディゼロジャパンシリーズ](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/511fe76157bd69b4cfe49cfb5518e620.jpg)
アディゼロジャパンは、軽量さとクッション性のバランスが良く、マラソンなどの長距離レースでも走りやすいです。何よりも、レースの終盤でも脚が動きやすくマラソンレースで履く方が多いです。
さらに、過去にマラソンの世界記録を更新した選手が履いていたシューズとして高い人気があります。
【アディゼロジャパンシリーズを履きマラソン世界記録を出した選手】
・ハイレ・ゲブレシラシエ
・ウィルソン・キプサング
・デニス・キメット
シリーズ6代目で大幅にアップデート
![アディゼロジャパン5 アディゼロジャパン6](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/e6dcd7e4501b449c913aba68a8c42304.jpg)
撮影:記助(画像左:アディゼロ ジャパン 5、画像右:アディゼロ ジャパン 6)
アディゼロ ジャパンは5代目にして大きくモデルチェンジしましたが、6代目でもさらに大きな変更がありました。コンセプト・基本的な構造は同じですが、使われる素材がアップグレードしています。
どのような違いがあるのか、次の項目から詳しく解説していきます。
最新作「アディゼロ ジャパン 6」は前作から何が変わった?
アディゼロ ジャパンは最新モデルで6代目になり、見た目だけでなく各パーツの素材や性能が大きく変わりました。ここからは、アディゼロ ジャパン 6の特徴を紹介していきます。
ミッドソールには「LIGHTSTRIKE EVA」と「LIGHTSTRIKE PRO」を使用
![アディゼロジャパン5 アディゼロジャパン6 ミッドソール](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/0d928af681235c190619fabfd3e2fb2d-2.jpg)
今までのアディゼロ ジャパンは、クッション性と反発性が高い「BOOST(ブースト)フォーム」と「LIGHTSTRIKE」を組み合わせたミッドソールでした。
アディゼロ ジャパン 6では、「LIGHTSTRIKE」を土台に、前足部には「LIGHTSTRIKE PRO」が使われています。この「LIGHTSTRIKE」は従来のEVAフォームよりも軽く、安定感と反発力が高い素材です。一方、「LIGHTSTRIKE PRO」はアディオスプロに使われる、アディダスの中で最も軽く、反発性・クッション性が高い素材です。この2つを組み合わせることで軽量で安定感があり、スピードに乗りやすくなっています。
また、ミッドソールは全体的に肉厚になっており、前作のアディゼロ ジャパン 5よりも分厚くなっています。
大幅に意匠が変わったアウトソール
![アディゼロジャパン5 アディゼロジャパン6 アウトソール](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/6a7edce08cd53d850e98f9ccbf1894a9-3.jpg)
アディゼロ ジャパン 6では今までと違うアウトソールのデザインになっています。今まで使われていた「CONTINENTAL RUBBER(コンチネンタルラバー)」は継続して使われており、アウトソールの4箇所に大きく使われているデザインに変更されました。このCONTINENTAL RUBBERはグリップ力と耐久性に優れており、滑りにくく摩耗しにくいのが特徴です。
さらに、シューズの捻りを防止し、安定感を高める「TORSION SYSTEM(トルションシステム)」は細長い形に変更してており、しなることでスパイクのような推進力を得やすくなっています。
通気性・軽量性に優れたアッパー
![アディゼロジャパン5 アディゼロジャパン6 アッパー](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/57e807608b83ed481b6ee5e4815e2b97-3.jpg)
アッパーにはメッシュ素材を使うことで軽量化と通気性を高めています。長い距離を走っても足がムレにくくなっており、フィット感も高まっているのが特徴です。
ヒール部分には「HEEL PADDING」が使われており、かかと周辺を優しく包み、さらに安定感を高めています。
「アディゼロ ジャパン 6」はどんな人におすすめ?
アディゼロ ジャパン 6は、今までのシリーズの中でも厚底のモデルになっています。さらに、「LIGHTSTRIKE PRO」を使うことによりスピードも出しやすくなりました。ここかはら、アディゼロ ジャパン 6がどのような人に適しているのかを紹介します。
サブ3までのランナーのレース用
![アディゼロジャパン5 アディゼロジャパン6 ヒール](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/6db518a82bb168b3fe3912b82fe5a721.jpg)
撮影:記助
サブ3までのランナーであれば、レース本番で使うのが良いでしょう。今までのアディゼロ ジャパンよりも厚底になっていますが、「LIGHTSTRIKE」は軽量な素材なので重さを感じることなく快適に走れます。
また、トレーニングでもマラソンペースよりも早いインターバル走などのスピードトレーニングでも快適に走れるでしょう。
サブ3よりも速いランナーのトレーニング用
![マラソンランナーのイメージ画像](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/pixta_45666418_M.jpg)
出典:PIXTA
サブ3を達成したレベルのランナーであれば距離走・テンポ走からインターバル走などのトレーニング用として活躍します。
カーボン素材が入っていないので、体の負担は小さく練習用として優れており、厚底でクッション性もあるので1km4分前後の少し速いジョグ用としても使えます。
特に、レース本番にアディオスプロやアディゼロプロを使う方であれば、普段の練習全般で便利に使えるでしょう。
ITEM
アディダス アディゼロ ジャパン 6【メンズ】
●重量:230g
●サイズ:24.5cm~30.5cm
●カラー:レッド、ブラック、ホワイト
ITEM
アディダス アディゼロジャパン6【レディース】
●重量:230g
●サイズ:22.0cm~26.0cm
●カラー:レッド、ブラック、ホワイト
進化した「アディゼロ ジャパン 6」で快適にランニングしよう!
![アディゼロジャパン6](https://www.runhack.jp/wp-content/uploads/2021/07/8a31f087dfd43bc6a981dc7696186cae.jpg)
アディゼロジャパンは今まで中厚底タイプのレーシングシューズでしたが、アディゼロジャパン6では改良され速いスピードに対応する厚底シューズになりました。
中級者までのランナーであれば、マラソン本番で自己ベストを狙えるレーシングシューズとして使えます。上級者にとっては、カーボン素材を使っていないので、体の負担を軽減しつつ自力を鍛えやすいトレーニング用として活躍するでしょう。クッション性・反発性のバランスが良く、幅広い方に履きやすいシューズなので、是非試してみてください。
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