アシックスの厚底レーシングシューズ『メタレーサー』を解説!薄底モデルとの性能比較も

近年、ランニングシューズの中でも特に人気が高まっている厚底シューズ。カーボンプレートを搭載したシューズが次々と記録を塗り替えています。そんな中で登場したアシックスの厚底レーシングシューズ『メタレーサー』。そこで今回は、アシックスのメタレーサーの特徴やどんな人に向いているのかを解説します。また、従来のアシックスの薄底モデルとの比較も紹介。ぜひシューズ選びの参考にしてみてください。

記事の目次

  • アシックスが生んだ厚底シューズ!メタレーサーの特徴とは?
  • 薄底レーシングシューズとの違いは?
  • メタレーサーがおすすめなのはどんな人?
  • アシックスのメタレーサーを使って自己ベストを狙おう!

アイキャッチ画像出典:facebook/ASICS

アシックスが生んだ厚底シューズ!メタレーサーの特徴とは?

アシックスが生み出した厚底&カーボンプレート搭載のレーシングシューズである『メタレーサー』。まずはどのようなシューズなのか見ていきましょう。

カーボンプレートを搭載したミッドソール

メタレーサーの側面

撮影:記助

メタレーサーは他社の厚底レーシングシューズと同様に、ミッドソールに軽量な素材を使用し、軽いカーボンプレートも内蔵しています。カーボンプレートの役割によって、厚底でも足が沈み過ぎるのを防ぎ安定性を高めつつ、プレートの「しなり」によって反発性も高まっています。

 

さらに、ソールは弓状の「ガイドソール」になっており、重心移動をスムーズに行えるのも特徴です。このガイドソールにより、スピードを出したいときでもスムーズに蹴り出しやすく、ペース変化やスピード勝負にも対応しやすいでしょう。

グリップ力が優れたアウトソール

メタレーサーのアウトソール

撮影:記助

メタレーサーのアウトソールは一見すると平らですが、優れたグリップ力を持ち雨で濡れた表面でも滑りません。地面をしっかり捉えることができるので、ランニングの駆動力をサポートします。

通気性が優れたアッパー

メタレーサーのアッパー

撮影:記助

アッパーには斜めに裁断されたメッシュが使われています。ベンチレーション機能が優れているので通気性が高くなっているのが特徴です。

 

マラソンなどで長時間走ってもシューズの中は蒸れにくく、長時間走っても温度・湿度の上昇を抑えます。

薄底レーシングシューズとの違いは?

ソーティマジックRP5とメタレーサー

出典:(上)Amazon/(下)Amazon(加工:記助)

アシックスといえば今まで薄底シューズに力を入れていました。特にユーザーが多い薄底レーシングシューズが「ソーティマジック」シリーズです。ここからは、厚底であるメタレーサーが薄底のレーシングシューズである「ソーティマジックRP5」とを比較し、違いを紹介していきます。

軽さ・グリップ力ならソーティマジック

メタレーサーとソーティマジックRP5の重量を比較すると、薄底であるソーティマジックの方が軽量です。

軽量なソーティマジックの方が足さばきが良く、ピッチを上げてスピードを出しやすくなっています。

 

メタレーサー 190g(片足27.0cm)
ソーティマジックRP5 155g(26.5cm)

 

 

 

ソーティマジックRP5とメタレーサーのアウトソール

出典:(左)Amazon/(右)Amazon(加工:記助)

さらに、ソーティーマジックにはデュオソールと呼ばれるアウトソールが採用され、「地面を噛んで走る」というコンセプトの通り、グリップ力が高くスパイクのようにしっかりと地面を捉えられます。

 

しっかりと地面を押す走りがしたい人、短い距離200m~1000mのインターバル・レペティションを行うときなどスピードを出すときなら薄底の方が適しているでしょう。

衝撃を和らげる能力ならメタレーサー

青いメタレーサー

メタレーサーは厚底でクッション性が高いため、地面からの衝撃を和らげる効果が高いです。例えば、10キロ以上などの長い距離を走るとき、脚を守る能力はメタレーサーの方が適しています。

 

マラソンレース本番や距離走などの練習を行うときは、メタレーサーの方が走りやすいでしょう。

薄底と厚底の反発力の違い

ソーティマジックRP5とメタレーサーのミッドソール

出典:(左)Amazon/(右)Amazon(加工:記助)

ソーティマジックRP5などの薄底シューズは、ミッドソールが地面から受けた反発力を和らげることなく、そのまま推進力に変えることができます。そのため、反発力のレスポンスが早く、ダッシュなどのようにピッチを上げた走り方をするときに適しています。

 

厚底シューズでカーボンプレートを搭載しているものは、プレートがしなることで反発力・推進力を得ています。薄底ほど反発力のレスポンスが良いわけではありませんが、地面から衝撃を抑えながら大きな推進力を得られるので、脚の負担を抑えながら効率良いランニングが可能です。

 

▼ソーティーマジックについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめ!

メタレーサーがおすすめなのはどんな人?

メタレーサーは軽量なレーシングシューズなので、使用シーンやおすすめな人が変わってきます。ここからはメタレーサーがおすすめな人を紹介します。

薄底シューズの衝撃に耐えられない人

マラソン大会に出場するランナー

出典:PIXTA

薄底シューズの場合、反発力が大きく軽くて走りやすいですが地面からの衝撃を脚がダイレクトに受けてしまうので、マラソンの後半などでは脚が疲れたり痛みが出たりして失速の原因になりやすいです。

 

そのような不安のある方は、厚底シューズを履くことで衝撃を和らげられます。マラソンで最後までしっかり力を発揮したい人や、薄底シューズの衝撃に耐えられない人に向いているでしょう。

 

従来の薄底シューズと比較すると、上級者のように脚の筋肉が発達していない人でも厚底シューズの方が最後まで走りやすいです。

マラソンなどの長距離で自己ベストを出したい人

マラソン大会に出るエリートランナー

出典:PIXTA

メタレーサーは厚底でクッション性・反発力もあるシューズなので、マラソンなどの長い距離のレースに適しています。レーシングシューズで性能が良いので自己ベストを狙えるパフォーマンスを発揮できるでしょう。

 

マラソン以外にも10キロのレースやハーフマラソン、ウルトラマラソンでも活躍します。

質の高い練習を行いたい人

競技場で練習するランナー

出典:PIXTA

マラソンより速いペースで走るときなどのポイント練習を行うときにもメタレーサーは適しています。例えば、マラソンペースよりも速い20キロなどの距離走や、長い距離の閾値走やセット走などです。

 

厚底で脚の負担を抑えられるので、怪我を防ぎながら練習を継続しやすいでしょう。

アシックスのメタレーサーを使って自己ベストを狙おう!

メタレーサー

出典:Amazon

メタレーサーはアシックスの中でも自己ベストを狙いやすいハイパフォーマンスを発揮できるレーシングシューズです。薄底シューズと違いクッション性が高く、脚の負担を抑えられるのでマラソンの最後まで力を発揮しやすいでしょう。

 

厚底のレーシングシューズが気になっている方は、是非メタレーサーを履いて自己ベストを狙ってみてください。

 

今回の記事で紹介したシューズ

ITEM
アシックス メタレーサー【メンズ】
●重量:190g(27.0cm片足)
●サイズ:24.5〜29.0cm
●カラー:3色
ITEM
アシックス メタレーサー【レディース】
●重量:156g(24.0cm片足)
●サイズ:22.5〜25.5cm
●カラー:3色
ITEM
アシックス ソーティーマジック RP 5【ユニセックス】
●重量:155g(26.5cm片足)
●サイズ:22.5〜28.5cm
●カラー:4色

 

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記助
記助

元800mランナー。100mからマラソンまで、観戦するのも走るのも好きです。楽しく走る方法や速く走るためのトレーニングを主に公開するので、お役に立てたら幸いです。