スポーツドリンクには対応している水筒を使おう!水筒にスポドリを入れるときの注意点も紹介

「水筒にスポーツドリンクを入れるのは良くない。」という話をよく聞きます。しかし、ランニングなど運動中は汗がよく出るので、熱中症予防のためにもスポーツドリンクで効果的に水分補給する必要があります。そんなときは、スポドリ対応の水筒を使うようにしましょう。今回は、スポーツドリンクに対応した水筒を紹介します。保冷力抜群のもの、プラスチック素材、容量も500mlや1Lなど、おすすめの水筒やお手入れ方法も解説します。

記事の目次

  • 金属製の水筒にスポーツドリンクは入れても良い?
  • スポーツ用の水筒はどう選ぶ?
  • スポーツドリンクに対応したおすすめの水筒10選
  • スポーツドリンクに対応の水筒のお手入れ方法
  • ランニング中はサイクルボトルもおすすめ!
  • ボトルポーチを使うとランニング中の携帯に便利!
  • スポドリ対応の水筒で小まめに水分補給をしよう!

アイキャッチ画像出典:PIXTA

金属製の水筒にスポーツドリンクは入れても良い?

水筒にはスポーツドリンクに対応しているもの、していないものがあります。

ランニングなどスポーツ時に合った水筒を選ぶためにも、金属製の水筒にスポーツドリンクを入れても良いのか紹介します。

酸性の飲料は内側の金属が溶け出す恐れがある

金属製の水筒

出典:PIXTA

スポーツドリンクに限らず酸性の飲み物は、金属を溶かしてしまう可能性があります。

 

水筒の内側の金属がドリンクに溶け出し、そのまま飲んでしまうと中毒症状が出ることがあり、実際に過去に中毒が起きた事例もあるようです。

実際に溶け出す金属は微量であるものの、金属製でスポーツドリンクに対応していない水筒は、メーカーも使用は推奨していないことが多いです。

また、スポーツドリンクは塩分を含んでいるので、水筒本体が錆びる可能性もあるので注意しましょう。

フッ素コーティングされた水筒が必要

金属製の水筒

出典:PIXTA

スポーツドリンクに対応した水筒は、ステンレスなど錆びに強い素材が使われており、表面がフッ素でコーティングされているので酸性のドリンクを入れても金属が溶け出しません。

このような水筒のほうが安心して使うことができるでしょう。

対応品でもキズ・経年劣化に注意

金属製の水筒

出典:PIXTA

フッ素加工された水筒でも、内側にキズが付いてしまったり経年劣化によってコーティングがはがれてしまう可能性はあります。

また、スポーツドリンクなどの酸性ドリンクを入れた状態で長時間放置すると、水筒がダメージを受けてしまいコーティングが剥がれたり本体が錆びたりします。

スポーツドリンクに対応した水筒でも油断せずに、使用前は内側にキズや錆びがないか確認し、使い方も注意しましょう。

スポーツ用の水筒はどう選ぶ?

スポーツで汗をかくと水分だけでなく塩分も失われてしまいます。

塩分が失われた状態で、水分だけ補給すると体液が薄くなってしまうので吸収率が悪く、汗で出た水分よりも摂取する水分が少なくなく水分不足の状態になってしまいます。

そこで、適切な濃さのスポーツドリンクであれば素早く吸収されるので、水筒もスポーツドリンクに対応したものを選びましょう。

ここからは、スポドリ対応の水筒の選び方を紹介します。

スポーツドリンク対応品を選ぶ

スポーツ中に水分補給する男性

出典:PIXTA

スポーツ用の水筒であれば、スポーツドリンク対応かどうか記載があります。

ここまで紹介した通り、ステンレスのものでフッ素コーティングのものであれば、スポーツドリンクに対応している可能性が高いですが、明確な記載がないものは使用を避けた方が無難です。

水筒を選ぶときはスポドリなどの「酸性飲料」に対応しているかどうか確認しましょう。

容量はどれくらいかチェックする

金属製の水筒

出典:PIXTA

ランニング中に携帯するなら大きくても500mlまででしょう。大きな水筒の場合はランニングの邪魔になってしまいます。

 

他にも、自宅の周辺のコースをぐるぐる周回する場合などは、1Lなど容量が大きいものを選ぶと良いでしょう。

公園などのコースで集団でランニングをするときはウォータージャグを用意するのも良いです。

保冷性をチェックする

冷たい飲み物を飲む子供

出典:PIXTA

夏場などで気温が高いときは体温が上がりすぎないように、少し冷たい水を飲むことも大切なので保冷性が高いものも良いでしょう。

ただし、冷たいものは消化器系に負担をかけるので一度に多く飲み過ぎないことが大切です。

また、保冷性が高く携帯できる水筒であれば、ランニングしながら水を体にかけて体温の上昇を抑えられます。

スポーツドリンクに対応したおすすめの水筒10選

ここからはスポーツドリンクに対応したおすすめの水筒を紹介します。

アクエリアス スリムボトル

アクエリアス スリムボトルは、真空二重構造のステンレスタイプの水筒です。保温性・保冷性に優れているため、飲み物の温度を一定に保ちやすくさまざまな用途で活躍します。

ITEM
アクエリアス スリムボトル 400ml
●容量:400ml
●保温効力:69度以上(6時間)
●保冷効力:10度以下(6時間)

アクエリアス ステンレスボトル 1.0L

アクエリアス ステンレスボトルは大容量のステンレス製水筒です。スポーツドリンクに対応しており、口径が広いので氷を入れることも可能です。

ITEM
アクエリアス ステンレスボトル 1.0L
●容量:1L
●保冷効力:8度以下(6時間)
●カラー:ブルー、ホワイト

子供の部活用に購入しました。とても気に入ってくれて喜んでます!

象印マホービン マグボトル 600ml

象印マホービン マグボトルはスリムタイプのステンレス製の水筒です。ステインレス真空2重のまほうびんだから保温・保冷力が高く、2倍フッ素コートで塩分などの錆びに強いです。

ITEM
象印マホービン マグボトル 600ml
●容量:600ml
●保冷効力: 8度以下(6時間)
●保温効力: 73度以下(6時間)
●カラー:マットブラック、ガーネットレッド、ライトブルー、ベージュゴールド

子どもの普段使いのためなか購入しました。
個人的な見解ですが、他のメーカーに比べ象印マホービンは、保冷力が一番良い気がします。

タイガー魔法瓶 マグボトル 500ml

タイガー魔法瓶 マグボトルはスポーツ以外にもオフィスで使いやすいスマートボトルです。軽量で持ちやすいだけでなく、底は樹脂製などので倒れにくく静かに置けます。

ITEM
タイガー魔法瓶 マグボトル 500ml
●容量:500ml
●保温効力:69度以上(6時間)
●保冷効力:8度以下(6時間)
●カラー:スカイブルー、ランプブラック、オペラピンク

とにかく軽い、キャップやロックの扱いが簡単、飲み口部分は部品を全てバラすことができるので隅々まで洗える…と気に入っているので家族のを買い換えるのもコレにしました。色違いで3本目です。

サーモス 真空断熱スポーツボトル 0.5L

サーモス 真空断熱スポーツボトルはスポドリに対応したステンレス製の水筒です。ワンタッチで口が開くので、ランニングをしながらでも飲みやすいです。スリムな形状なので持ち運びにも便利です。

ITEM
サーモス 真空断熱スポーツボトル 0.5L
●容量:500ml
●保冷効力:10度以下(6時間)
●カラー:マットブラック、マットパープル

お兄ちゃんに去年黒を購入して、中々お店に売ってないのでネットで買う事にしました。パーツはそこ用の保護、フタ、パッキン(大きめ)が1つ。と とてもシンプルで洗いやすいです。付属のパーツはダメになった時、ネットで販売してたので、安心です。

象印マホービン ミズノ ステンレスクールボトル

ミズノ ステンレスクールボトルはさまざまなスポーツシーンに対応する水筒です。容量は1Lと大きく、飲み口は斜めにカットされているので飲みやすいです。

 

エアーベント構造により飲み物がスムーズに出てくるのも特徴です。

ITEM
象印マホービン ミズノ ステンレスクールボトル
●容量:1L
●保冷効力:7度以下(6時間)
●カラー:ブルー、ブラック

スポ少用に購入しました。デザインがとてもかっこいいし、氷が入れやすいです。

サーモス 真空断熱スポーツジャグ 2.0L

サーモスの真空断熱スポーツジャグは2Lの大容量タイプの水筒です。保冷専用ですが大量の水分をごくごくと飲めます。携帯するのではなく公園や競技場などでランニング・練習するときにピッタリでしょう。

ITEM
サーモス 水筒 真空断熱スポーツジャグ 2.0L
●容量:2L
●保冷効力:9度以下(6時間)
●カラー:ファイアーレッド、ブラックグレー、アイスブルー

タイガー魔法瓶サハラ ステンレスボトル

サハラステンレスボトルは、ラグビーのヘッドギアにも用いられる緩衝材を使ったポーチが付属した水筒です。立体的なポーチはさまざまな衝撃に耐えられるので、スポーツシーンで利用しても水筒本体をしっかり守ります。

ITEM
タイガー 水筒 1.5L サハラ ステンレスボトル
●容量:1.5L
●保冷効力:8度以下(6時間)
●カラー:ブルー、ブラック

中学生の息子に購入しました。自動ロックで使いやすいようです。カバーの底もしっかりしていてよさそうです。

キャプテンスタッグ スポーツボトル

キャプテンスタッグ スポーツボトルは、耐熱のPET素材でできたボトルです。金属製ではないのでスポーツドリンクを問題なく使えます。スポーツシーン以外にもさまざまなレジャーで活躍します。

ITEM
キャプテンスタッグ スポーツボトル
●容量:500ml
●材質:本体/PET(耐熱温度100度)、フタ栓/ポリプロピレン(耐熱温度120度)
●カラー:ブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、レッド

適度な大きさで、キャップがしっかり閉まり水が漏れることもなく良いです。ナルゲンと比べ、メモリが細かく記してあるので、こちらを選びました。

サーモス 真空断熱ストローボトル

サーモス 真空断熱ストローボトルは飲み口がストローになっており飲みやすくなっている水筒です。もともとは自転車用の水筒ですが、効率良く水分補給できるのでランニングにも使えます。

ITEM
サーモス 真空断熱ストローボトル
●容量:600ml
●保冷効力:10度以下(6時間)
●カラー:ステンレスレッド、ステンレスホワイト、ステンレスブラック

サーモスタイプの保冷ボトルをずっと探してました
保冷力バッチリです
5時間たっても氷が溶けてない!
今年の夏はこれで安心です

スポーツドリンクに対応の水筒のお手入れ方法

金属製の水筒を洗うイメージ画像

出典:PIXTA

金属製の水筒にスポーツドリンクを入れたときは、使い終わったらなるべく早く洗うようにしましょう。

細かいところまでしっかり洗わないと雑菌やカビが生えてしまうので、柄の長いブラシ・スポンジを使うのがポイントです。

 

また、汚れがひどい場合、漂白剤・重曹・クエン酸などで落ちますが、同時に内部のコーティングを傷つけてしまう恐れがあります。

なるべく汚れがひどくならないように注意し、どうしても汚れが落ちない場合は交換するようにしましょう。

 

ステンレス製の水筒を洗うときは中性洗剤を使用します。

 

ITEM
ジョイ コンパクト 食器用洗剤 W消臭
●容量:300ml
●中性洗剤
●フレッシュシトラスの香り

 

ITEM
スリーエム すごいボトル洗い スコッチブライト

ランニング中はサイクルボトルもおすすめ!

サイクルボトル

出典:PIXTA

自転車用のボトルは軽量であり金属製には劣るものの保冷力もあります。

軽くボトルを押すだけで水分補給もできるのでランニングとも相性が良いといえるでしょう。

快適に水分補給できれば、暑い時期でも熱中症を防ぎながらランニングを楽しめます。

ITEM
CAMELBAK ポディウムチル 620ml
●容量:620ml
●カラー:全15色

ボトルポーチを使うとランニング中の携帯に便利!

キャメルバッグのボトルポーチ

撮影:記助

ボトルポーチを使うことでランニングの邪魔にならずボトル(水筒)を携帯できます。

このボトルポーチがあれば長い距離・時間を走るときでも、好きなときに水分補給できる。

ボトルポーチはサイクルボトルとも相性が良く快適に走りやすいです。長く走るときで中身がなくなったときでも、小銭などを持っていれば自販機などで補充しやすいのもおすすめポイントです。

ITEM
CAMELBAK フラッシュ ベルト
●重量:150g
●サイズ:フリーサイズ
●カラー:ブラック、グリーン、レッド

▼ボトルポーチについてはこちらの記事も参考に

スポドリ対応の水筒で小まめに水分補給をしよう!

水筒で水分補給する女性

出典:PIXTA

ランニングなど運動しているときは水分だけでなくミネラルを補給できるスポドリを飲む必要があります。

そのため、運動するときに携帯する水筒はスポドリ対応のものを選びましょう。

金属製の水筒にスポドリを入れてはいけない理由や、正しいお手入れ方法を押さえて適切に水筒を使うことが大切です。

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ひがしだいすけ
記助
記助

元800mランナー。100mからマラソンまで、観戦するのも走るのも好きです。楽しく走る方法や速く走るためのトレーニングを主に公開するので、お役に立てたら幸いです。